膝の痛みをなくして軽やかな日常を
膝は、歩く時、平地で体重の3倍、階段の昇降で6~7倍もの負荷がかかっているそうです。
計算すると、体重60キロの人はなんと180キロもの負荷がかかっているということになります!
何十年と支えてきてくれた膝さんに感謝です・・・。
しかし、膝関節には軟骨という一度すり減ると回復しないと言われている組織があり、自覚症状がない方でも80歳代になるとほぼ全員の膝軟骨にはすり減りがみられるとの研究もあるそうで、なんともショッキングな事実です。
感謝を伝えても回復しない膝軟骨さんに、これからはなるべく負担をかけないようにしたいと思いませんか?
そんなこと出来るの?と思われるかもしれませんが、適切な処置をすれば、膝の負担を和らげ、症状の進行を遅くすることは出来るのです。
膝のお悩みは、成長期、スポーツ愛好家、立ち仕事の方、BMIが高い人、中年以上の女性・・・など様々な方々がお持ちで、原因も様々で軟骨が原因でない方もいらっしゃいます。
当院では、どの方にも回復が見込める東洋医学的な施術と症状に合わせた局所的な西洋医学的な施術を組み合わせて、あなたに最適な施術をいたします。
1
鍼灸には痛みを和らげる技術があります
痛みの原因の一つに、筋肉のこわばりがあります。
筋肉が硬くなるとどうなるでしょうか?
まず、筋肉は伸びたり縮んだりするのがお仕事ですが、硬くなると伸び縮みがしにくくなります。
そうすると、動く範囲が狭くなり、それ以上動かそうとすると、筋肉の付着部分や筋肉自体に痛みが出ます。
筋肉が硬いというのは、要らないものがたくさん集まっていて、身動きが取れない状態でもあります。
要らないものとは、老廃物であったり、血液やリンパ液などの体液です。
それらは、主に血管を通って移動するのですが、血管も筋肉の膜ですので、膝周辺の骨格筋が硬い人は、血管の筋肉も硬いことが多いです。
ということで、要らないものでいっぱいになった筋肉はパンパンになり、そこから痛みを発します。
鍼灸治療は、鍼を筋肉に刺したり、お灸の温熱効果を利用したりして、血流を促し痛みを和らげることが出来ます。
凝り固まった筋肉を柔らかくすることで、動かしやすくなり、それがまた血流を促し、だんだんと痛みがすくなっていきます。
膝軟骨が原因の方でも、筋肉のこわばりが和らぐことで膝関節の隙間が広がり、痛みが軽くなることがあります。
2
東洋医学では『体重節痛』と言います
東洋医学には、変形性膝関節症とかジャンパー膝とか半月板損傷などの名前はありません。
体重や負荷がかかったことによる痛みという意味で『体重節痛』(たいじゅうせっつう)という”証”(しょう)となります。
証というのは、西洋医学でいう疾患名です。
では『体重節痛』の原因はどこにあるのかというと・・・
なんと消化器系なんです!
筋肉でも骨でもなく、なぜ消化器系の負担が膝の痛みにつながると言われているのでしょうか?
身体の中の『五臓』をご存知(シャレじゃないですよ笑)の方もいらっしゃると思います。
”肝・心・脾・肺・腎” の事です。
この中でも、『脾』が弱くなっていたり、負担がかかっていたりすると、身体の関節が痛くなりやすいと言われているのです。
『脾』は、西洋医学的にいう脾臓ではなく、食べたものを消化してエネルギーや体の構築に使えるようにしてくれる臓です。
脾胃(ひい)という言い方もします。
胃は、胃そのものではなく、消化の働きに重要な臓器である膵臓を指しています。
脾は、胃の兄弟みたいなもので、胃と同じような働きをしていますが、胃=脾でととらえて頂ければよいかと思います。
この『脾胃』は、五行に置き換えると『土』となります。
古くから『脾胃』または『土』が病むと、身体が重くなって節々が痛くなるから、動きが鈍くて関節が痛いという者には、『土』の性質のツボを治療したり、漢方を飲ませましょうということが言われています。
”身体が重い”というのがポイントです。
『土』は、要らない水分をため込んで身体をだるおもにしてしまう性質も持っていて、余計な重さを身体の節々にかけてしまい、痛くしてしまうのです。
膝に水が溜まるというのも、これにつながります。
皆さんも、体重が増えたら膝が痛くなるというのはなんとなくイメージが出来ると思いますが、ではなぜ体重が増えるのか?というと、当たり前ですが”食べ過ぎ”ですよね?
そうです、『脾胃』に負担をかけているのです。
膝が痛いのは、体重が重たくなっただけではないのです。
体重が増えるというのは筋肉が増えても体重が増えますが、ボディビルダーが膝痛いって聞いたことがないですよね?
その他、ストレスなどで食べられなくなる場合や元々胃が弱い方なども体重節痛が起こる可能性があります。
その他にも臓腑の関連で痛みを起こす原因はあり、問診をしたり、お身体を触ったりしてどれに当てはまるかを見つけ、それに沿って治療を進めていきます。
こうすることにより、「治療した時はいいけど、すぐぶり返す」という現象を少なくして、回復させる、または進行を遅くします。
3
痛い部分は悪い部分じゃない!?
あなたは、膝が痛い時にどこを意識しますか?
もちろん膝ですよね?
しかし、私たちの膝は、膝単体で動いているのはなく、全身と関わり合いながら働いています。
ですので、膝が痛くなるのは、あなたの身体の中のどこかが良くない動きをしているせいではないかと考えます。
たとえば、腰。
腰は、筋肉が複雑に何層にも重なり、いろいろな角度に動きますので、身体に負荷がかかる時の柱やクッションの役目をしています。
しかし、負荷が強すぎたり、腰の働きが十分でなかったり、アンバランスであったらどうでしょうか?
もちろん、どこかで受け止めないといけませんので、その下の膝も頑張ります。
それが積み重なり、結果、膝に痛みが出ます。
※個人差があります
足首などもそうです。
捻挫などでじん帯を伸ばしてしまうと、もうその強さを元に戻すことは出来ないとされています。
ですので、それを支えている筋肉の疲労を取り、柔軟性を高めることにより、膝への影響を少なくすることができます。
このように、痛いところだけの処置ではなく、どこの部位からの影響で痛くなったのかも確認し、そこを治療していきます。
えん鍼灸治療院
LINE公式アカウント
24時間いつでもメッセージを受け付けています。
ご予約だけでなく、ご質問などもお気軽にどうぞ。
※お返事が遅れることもございますので、診療日でお急ぎの場合はお電話お願いします。
施術の流れ
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STEP
01問診(約15~30分)
患者さまの年齢や既往歴などの基本情報
ご来院のきっかけになった症状(主訴)の詳細(いつから?どこが?どんな風に?今の状態は?など)
患者さまの普段の生活や体質など
主訴以外に気になる症状は無いか?
などをお伺いします。
-
STEP
02検査・病態把握(5分程度)
ベッドに移動してお着替えしていただきます。
※施術着は準備しておりますが、もしご持参いただく場合は、肩や背中などが出しやすく伸縮性があるものが望ましいです。
※お灸の灰が落ちるなどの可能性がありますので、ご持参されるお着替えは汚れても大丈夫なものでお願いします。
今起きている症状の原因を探ります。
・痛みや体の動きに制限があるなどの時
痛みが起きる(起きない)動きや可動域などを調べる検査を行い、どの部分に原因があるか探ります。
・全般(東洋医学的な所見)
脈診、腹診などの触診で身体の表面に現れている反応(温度、湿度、反発力、むくみ、しこりなど)を確認します。
舌診で体の中の状態を確認します。
(舌は体内の筋肉などと同じ状態であり、体調を確認する目安として良いとされています)
-
STEP
03 -
STEP
04美顔鍼(問診+施術20~30分)
美顔鍼のみの場合は、お着替えは必要ありません。
お化粧はしたままで施術可能ですが、鍼を打つ部分の消毒がありますので、少々お化粧が取れます。
ご了承ください。
基本治療と同じように問診を行い、お顔の気になるところを伺います。
施術は、足・手・お顔に鍼を打っていきます。
基本治療と組み合わせの場合は、同時進行して治療を進めます。
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STEP
05施術終了後
施術が終わった後は、身体の中の巡りが活発になっているので、お茶を飲んでいただきます。
その間、今日の施術で気が付いたことやアドバイス、次回のご予約のことなどをお話しして、お会計させていただきます。
どうぞお大事になさってください。
鳥取市の鍼灸院です。鳥取駅から車で15分。詳しいアクセス情報や地図をご用意しております
概要
店舗名 | えん鍼灸治療院 |
---|---|
住所 | 鳥取県鳥取市面影1丁目38-14 コーポYAHATA面影1-106号室 |
電話番号 | |
営業時間 | 10:00~19:00 |
定休日 | 金曜日+不定休 |
最寄り | 鳥取駅より車で15分 |
駐車場1台 | 建物すぐ横の駐車場13番にお停めください |
アクセス
鳥取駅から車で15分。駐車場1台完備。下記の詳しいアクセス情報や地図をご覧になってお越しください。
1回1回丁寧に治療します
気になることはどんどんお伝えください
人は自然の一部です。
自然は、季節があり、天気が変化し、植物は芽が出て葉が茂り、花が咲き、そして散り、枯れていきます。
自然も人も、同じ状態は一つとありません。
ということは、刻一刻と状態が変わっているのに、毎回同じ治療で良いはずがないと私は考えます。
ですので、患者さまのその時のそのままを知りたいと思っています。
「膝痛の治療で来たから、他の事お願いしたらダメかな・・・」と思わないで、気になることがあればどんどん話してください。
たくさんありすぎたら、優先順位をつけさせてもらうこともありますが、できるだけ満足していただけるよう対応いたします。
地元鳥取市で、あなたの良き健康パートナーになれることを願っています。
お問い合わせ
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